学校法人会計における図書プロセスについて

学校法人会計では図書管理プロセスという、図書を管理するための内部統制の構築が重要になります。

これは図書が償却しない固定資産(非償却資産)として計上されるので、減価償却費の計上を通じて、帳簿価額が減少せずに、計上されている金額が大きくなりがちなためです。

図書管理プロセスでは

①承認から購入、支払に関するフローにおいて適切な承認が行われているか

②一年に一度棚卸を実施して帳簿計上額と実際の数量が一致しているかどうかを考える検証しているか

が大きなポイントとなります。

以下で個別にそれぞれの業務に関して説明します。

①業務フローにおける承認

承認行為は適切な知見を有した上長が資料の見るべきポイントを見定めた上で行うのであれば効果的な牽制を発揮し、内部統制として有効に機能することになります。
一方で、上長に知見がなく、何も見ないで押印だけしている場合などは牽制が適切に行われず、内部統制としては脆弱になってしまいます。

[box04 title=”ポイント!”]

上長には知見がある人を選ぶようにする!
知見がない場合は研修やトレーニングの仕組みを作り、必要な知見をアップデートする!

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②実地棚卸

棚卸の業務で重要なのは単純にカウントするだけではなく、帳簿計上額と現物との間に生じた差異の原因分析をしっかりと行うという点にあります。
原因を分析して次回以降の管理をより実効性のるものにしたり、業務フローにおける欠点の改善に繋げたりします。

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棚卸差異の分析をしっかりと行う!

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まとめ

学校法人会計における図書プロセスの重要性とどのような管理を行うことが重要なのかについての理解は深まりましたでしょうか。

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