【決算書の読み方講座】対応概念とは何か?

決算書の読み方講座。

今回は対応概念について簡単に言及してきます。

対応概念は決算書を読む際に直接必要となる概念ではないですが、対応概念を理解して決算書を読み込むことでわからなかったことが見えてきます。

対応概念とは何か?

対応概念とは、収益とそれを獲得するために必要となった費用を対応させて利益を計算しよう!という考え方です。

つまり、認識された収益を獲得するために犠牲となったもののみを費用として計上して、差分として計算される利益に意味づけをさせるものです。

費用収益対応の原則対応原則とも呼ばれたりすることがあります。

仮にこの対応概念がないにも関わらず利益を計算した場合はどのようなことになるでしょうか。

収益は収益でバラバラに計上し、費用は費用でバラバラに計上することになってしまいます。

というか、対応概念がない場合は費用がほとんど支出時に計上されることになってしまい、発生主義会計から離脱してしまう可能性すらあります。

対応概念を一言で言うと何か?

[box05 title=”対応概念とは?”]

意味のある利益を計算するためのルールである!

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対応概念があることでどのようなメリットが?

対応概念は利益を計算するためのシステムの一つであると言えます。

会計の目的は、「投資家の意思決定に有用な情報を提供することにある」とされています。

そして、この目的を達成するためには、「利益」を適切に表現することが必要であると考えられています。

利益は売上高から費用をマイナスすることで計算されます。

しかし、